ベランダ屋根に使われる波板の多くは、塩化ビニールやポリカーボネートです。
どちらも長年使用すれば劣化しますが、耐久性は塩化ビニールが約3年、ポリカーボネートが約10年といわれています。
劣化した屋根材は変色したり、粘度が落ちて風の影響でバキバキに割れてしまったりします。
ベランダ屋根材の主流は塩化ビニールからポリカーボネートになっています。
ポリカーボネートには、ベランダ屋根に適した以下のような特徴があります。
◆耐衝撃性
プラスチック素材の中で最高の耐衝撃性。その強さから防弾材料に使用されています。
◆透明性
ガラスとほぼ同等の透明性。光の透過率は85%~90%ほどです。
◆耐熱性
優れた耐熱性を持ち、高温低温と幅広い温度環境下での使用が可能です。
冷蔵庫や電子レンジなどにも使われています。
◆耐候性
自己消火性に優れ、建築材としても人気です。野外での使用に適しています。