高槻市 ベランダ屋根が原因?雨漏り被害の現地調査


「1階が雨漏りしちゃってて。二階のベランダ屋根が去年の台風で飛ばされたまま放置しちゃってたから、それが関係しているのかしら?一度、調べてもらえる?」

先日、この様なご相談を大阪北摂・高槻市のお客様からいただきました。

去年の大型台風21号の際に二階のベランダ屋根が一ヶ所飛ばされて、そのままにしてしまっていたという事です。

早速、現地調査へ駆けつけました。

二階ベランダ屋根が一部無い状態

高槻市 ポリカ屋根修理依頼のあったご自宅
こちらのご自宅(写真右側)の二階ベランダ屋根が一部飛ばされたままになっているという事です。

室内への雨漏りの原因は一体何でしょうか?

プロの目で厳しくチェックしていきます。

雨ざらしとなっているベランダ

高槻市 屋根板が外れたままの二階ベランダ
二階ベランダ屋根周辺を下から見上げて点検していきましょう。

こちらのベランダ屋根はポリカーボネート材を使用されています。

飛ばされてしまった屋根板によりベランダは雨ざらしの状態が続いています。

飛ばされずに残っているポリカも耐用年数を超え劣化し「変形・変色」等が確認できます。

また、屋根板と枠組みの隙間を埋めて雨漏りを防ぐ役割をもつ「パッキン材」も劣化して伸び切ってしまっていました。

1階の雨漏り被害は?

高槻市 雨漏りした1階リビングの天井
高槻市 雨漏りしてシミが出来ている玄関の天井
二階ベランダ下にある室内の天井は、雨漏りによりシミが出来ています。

この状態を放置すると建物内部の木材が腐食しさらに被害を拡大させてしまいます。


ベランダ屋根の雨漏りがコーキングが劣化した状態の窓サッシへ・・

高槻市 ベランダ屋根からの雨水が伝ったサッシは腐食している
▲2階ベランダの窓枠サッシ

さらに詳しく二階ベランダ周りの点検をしていきましょう。

こちらは二階の窓枠の下部です。

外壁と窓枠サッシの隙間を埋めてくれるコーキング剤が劣化して剥がれてしまっています

つまり、防水機能が低下して雨水が簡単に室内に侵入してしまえる状態です。


コーキング(シーリング)剤とは・・・建物において気密性・防水性向上のため隙間を埋める役割をもつ

高槻市 屋根枠と外壁に隙間が出来ている
▲2階ベランダ屋根枠と外壁の接合部分に隙間が出来ている

こちらは2階のベランダ屋根を下から見上げた様子です。

茶色の屋根枠と外壁との間に僅かですが隙間があります。

この隙間から雨水が侵入し、そのまま窓枠サッシへ伝っていき「雨漏り」を引き起こした可能性が高いです。


1階への「雨漏り」の原因は?

今回の調査の結果、1階への雨漏りはやはり2階ベランダ屋根の欠損が関係している事が分かりました。

屋根の無い状態がしばらく続いているベランダはほぼ雨ざらしの状態でした。

さらに、ベランダ屋根枠と外壁との間に不要な隙間が空いてしまい、そこからの雨水の侵入もあります。

そして、外からベランダ屋根を伝ってきた雨水は室内へと続く窓のサッシへと伝っていきます。

窓枠のサッシに本来施工されているはずのコーキング剤(防水のための塗装)が劣化により剥がれてしまっており、そこからどんどん雨水が室内へと侵入してしまったと考えられました。

プロによる修理が必要!

北摂 ベランダのプラスチック屋根の修理依頼が殺到するのは台風後
ベランダ屋根・サッシの雨漏り修理はご自身では出来ません。

ご自分で出来るのは応急処置まで。

雨漏りを放っておくとさらに大きな被害(室内の床・壁が濡れる、建物内部の腐食、カビやシロアリの発生等)へと進行して大規模な修理が必要になり、もちろん修理費も高額になってしまいます。

早目の修理が被害と費用を最小限に抑えるコツ!

池田市 ベランダ屋根修理の大切さ
「ベランダ屋根が飛ばされたままになっている」・「原因不明のベランダ屋根の雨漏りがある」・「ベランダ屋根を設置して10年程経過した」

上記に一つでも当てはまる項目がございましたら、早めにプロによるメンテナンスを行うことをオススメします。

万が一、雨漏り被害へと繋がってしまった場合、屋根の修理だけでは済みません。

弊社ではいつでも「無料現地調査・御見積もり」を承っております。

お電話・お問い合わせフォームから、どうかお気軽にご相談くださいませ。