ベランダ屋根のポリカ板が設置されていたアルミ製の骨組み・枠組みを点検していきます。
まず、左写真をご覧ください。屋根枠組みにはめ込まれた黒いゴムパッキンがはみ出ています。
この黒いゴムパッキンは、ポリカ板と枠組みの隙間をピッタリと埋めてくれる役割があります。
そうすることで、隙間に風が吹き込みポリカ板が飛散してしまうことを防止しているのです。
このゴムパッキンが劣化しはみ出て枠組みと屋根板との間に隙間が空いてしまった場合、今回の様にポリカ板が強風で煽られて飛ばされてしまいます。
次に、右写真をご覧ください。屋根の枠組み表面に黒い点々が付着しているのが確認できます。
これは、空気中の排気ガスや雨水に含まれている汚れが付着している様子です。
これを放置した場合、枠組みのアルミサッシの腐食を早めてしまいます。
新しいポリカ板を設置する前に、まずは屋根骨組み・枠組みの補修が必要となります。