吹田市 古いベランダ屋根材の劣化・破損による雨漏り被害
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吹田市 古いベランダ屋根材の劣化・破損による雨漏り被害
現在、ベランダの屋根材として定番の
「ポリカ―ボネート」
。
衝撃に強く、耐用年数も10年以上と長持ちのため、ベランダの屋根材としてピッタリの素材
です。
しかし、
ベランダの屋根を設置したのが少なくとも15年以上前の場合、上記の「ポリカ」素材ではなく、
ひと昔前に主流だった「塩化ビニール波板」や「アクリル板」
です。
こちらは耐用年数が3~5年と非常に短く、また、劣化により非常に破損しやすいのです。
ベランダ屋根の破損により屋内の雨漏被害まで引き起こしてしまった
こちらが今回ご依頼のあったご自宅です。
「古いベランダの屋根がずいぶん前から破損していたけど、特に不便は感じなかったので放置していた。
そうしているうちに、ベランダの屋根の下にある建物内の天井が雨漏りしてしまっていた。早急に修理をしてほしい。」
とのご依頼です。
見上げてみると、すぐに二階のベランダ屋根部分の破損が確認できました。
再度、破損しているベランダを見てみます。
真下には建物があります。
こちらのベランダ屋根は、ベランダだけではなくこの建物も雨から守っていたのです。
この様に、バキバキに割れた状態の屋根材は「ポリカーボネート」ではまずありえません。
こちらは古い塩ビ素材の波板でした。経年により劣化が進むとこの様にして容易に破損してしまうのです。
この様に断面が鋭利な破片が落下してしまうと、思わぬ事故に繋がりかねません。
万が一、人に落下してしまった場合、大けがを負わせてしまう可能性があります。
被害はベランダの屋根にとどまらず・・
実際にベランダへ上って点検していきます。
ご覧の様に、古い塩ビ波板の屋根はすっかり消失してしまっています。
破損してからしばらく放置されていた様で、躯体(屋根の骨組み)部分も日々の紫外線やほこり、ちり等の汚れの蓄積によって腐食し始めていました。
こちらは左のお写真にある破損した屋根の下にある建物の屋内です。
天井が雨漏りして大きなシミになっています。
このまま放置してしまった場合、目に見えない部分の木材が腐食し、カビやシロアリが発生してしまう可能性が高まります。
そうすると
、修理工事・シロアリ駆除費用等、コストがさらに上がってしまいます。
昨今、ベランダの屋根材は「ポリカーボネート」が定番
▲
こちらは現在主流の「ポリカーボネート」のベランダ屋根です。
「耐衝撃性」「耐用年数」「紫外線対策」「透過性」
全てにおいて、ひと昔前に主流であった「塩ビ」「アクリル」素材の屋根材よりも優れています。
「耐用年数」でいえば、以前は3~5年でした。しかし、
ポリカは約10年
と長期間でお使いいただけます。
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