茨木市 古くなった物置屋根の現地調査&修理

茨木市のお客様から波板屋根修理のご依頼をいただきました。

「雨除けとして使用している物置の屋根が脆くなって割れてしまっている。新しい屋根板に張りなおして欲しい。」

という事です。

まずは、ビフォーアフター写真をご覧ください。

より頑丈なポリカーボネート製屋根へ一新!

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寿命を過ぎた塩ビ波板(塩化ビニール製の波板)の屋根材は非常に脆く、割れやすい状態です。

既に何か所もヒビ割れ・破損が発生していました。




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茨木市 雨除けの波板屋根修理・アフター写真
物置の屋根材として人気の「ポリカーボネート」製波板を設置しました。

非常に衝撃に強く、耐用年数は10年と高寿命のため、長く安心してお使いいただけます!

現地調査と修理に密着しました!

茨木市 ご自宅脇の物置スペースの波板屋根
今回は、現地調査と修理の様子をご紹介します。

修理前に、まずは現地調査を行っていきましょう。

こちらが修理依頼のあった物置スペースです。(上写真中央)

白い波板屋根が設置されています。

設置したのは15年程前になるとの事です。

物置場の「雨除け」「日除け」「目隠し」を目的として設置されました。

劣化状況をさらに詳しく見ていきましょう。

寿命を超えた波板は非常に脆くなっている

茨木市 穴やヒビ割れのある古い波板屋根
茨木市 古いプラスチック波板屋根
既存の物置屋根には、ところどころにヒビ割れ、破損が見られます。

また、劣化により簡単に割れてしまう程に脆くなっていました。

こちらの波板屋根材はひと昔前によく使われていた「塩化ビニール製波板」(塩ビ波板)です。

塩ビ波板のメリットは、安価で加工しやすいという事です。
そのため、小屋や物置の屋根材として大変人気がありました。

しかし、寿命が短い(3~5年程度)・太陽光や風雨に弱く劣化しやすい・硬化により脆くボロボロになる等のデメリットがあり、屋根等の長期使用には決して向いているとは言えない素材です。

経年による劣化が進んでいるため、全ての波板を撤去し、新しく「ポリカーボネート」(強化プラスチック)製波板を設置する事をご提案いたしました。

古い波板を全て撤去

茨木市 古い波板屋根の撤去作業
お客様に現地調査による現在の状況と、修理計画を実際のお写真と共にご説明させていただきます。

修理計画について、しっかりとご納得いただけましたら、後日、修理へ入らせて頂きます。

寿命を過ぎた屋根材の塩ビ波板は、手で叩くと容易に割れてしまう程に衝撃に弱くなってしまっていました。

特に、台風の時期に多いのが、この様に劣化した波板が割れて飛散してしまうという被害です。

また、くすみ・黄ばみがあり、見た目にも綺麗とはいえない状態です。

まずは、劣化して割れやすくなっている古い屋根板を全て撤去していきます。

新しい屋根材には高コスパな「ポリカーボネート」がおすすめ!

茨木市 ポリカーボネート材を採寸
新しい屋根材にはベランダ・カーポート等の屋根材としても大変人気の高い「ポリカーボネート」という非常に衝撃に強いプラスチック素材をご提案させていただきました。

塩ビ波板に比べると多少お値段は張りますが、耐用年数も長く(約10年)、衝撃にも非常に強いポリカは長期的にみて経済的です。

また、紫外線をほぼ完全にカットしてくれるため、物置内の荷物の劣化や色あせ等も防いでくれます。

現地にて採寸・カット

茨木市 ポリカ波板を現地にてカット
ポリカは非常に加工性が高い素材です。

現地で採寸し、その場でカットして設置することが可能です。

既存の屋根枠に合わせて丁寧にカットしていきます。

ただ、ポリカは表面に細かい傷がつきやすいという特徴もあります。

加工・設置の際には細心の注意を払う必要があります。

設置完了!

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ポリカ波板の設置が終わりました!

留め具には同じくポリカーボネート製のフック(留め具)を使用し、しっかりと固定しています。

ポリカフックは通常のプラフックに比べて、耐久性が高く、劣化しにくいというメリットがあります。

また、屋根材にもポリカを使用しているため、一体感が出てスッキリとした雰囲気になりました。

これで、またしばらく安心して物置をお使いいただけますね。