▲さらに、波板屋根の点検を進めていきます。
今現在、先ほどの「変形」以外には「変色」「くすみ」等の劣化サインが確認できました。
しかし、それ以外に目立つ様なトラブルは発生していません。
ただ、交換時期を迎えているこの屋根材を継続使用することは、あまりおすすめは出来ません。
理由は、強風や台風による被害を受けやすい状態といえるからです。
変形して屋根枠から浮いた状態の屋根板は、風による影響を受けやすくなります。
屋根枠と屋根板の隙間にできた空間に強風が吹き込むと、屋根板が飛ばされてしまう恐れがあります。
また、その隙間から雨水が入り込んだ場合、雨漏りや屋根枠である木材の腐食を進行させてしまう可能性も高まります。
この機会に、耐用年数を迎えたポリカ波板は全て撤去し、新しい屋根材への張り替えをご提案いたしました。