吹田市でポリカーボネート屋根がひび割れた!原因と正しい修復方法をプロが解説

【まずは結論】

  • ポリカーボネート屋根のひび割れは経年劣化や紫外線、台風などが原因

  • 軽度なヒビはDIY補修も可能だが、広範囲は交換が必要

  • 放置すると雨漏りや腐食、飛散事故の恐れあり

  • 修理費用は1万円前後から、全面張替えは10万円以上が目安

  • 台風・雹などの被害は火災保険が使える場合も

「ポリカーボネート屋根にヒビが入ってしまった…」「これって自分で直せるの?」

――そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

ポリカ屋根は軽くて丈夫ですが、紫外線や台風などで劣化や割れが起こることがあります。

この記事では、ひび割れの主な原因と正しい修復方法、そしてプロに依頼すべき判断基準について解説します!

ポリカーボネート屋根とは?その特徴

ポリカパネルの固定

ポリカーボネート(ポリカ)は、カーポート・ベランダ・テラスなどに多く使われる透明樹脂素材です。

軽くて丈夫・紫外線に強い・加工しやすいという特長があり、ガラスよりも軽量で割れにくいため、住宅や店舗の屋根材として広く利用されています。

劣化のサインと注意ポイント

耐候性が高いとはいえ、10年を超えると表面樹脂の劣化が進みます。
小さなヒビや白濁が出始め、透明度が落ちることも。

特に直射日光が当たる南向きの屋根は劣化が早く、放置すると割れや雨漏りにつながるため注意が必要です。


ポリカーボネート屋根がひび割れる主な原因

ポリカがひび割れやすくなる理由

紫外線と熱膨張による経年劣化

ポリカーボネートは紫外線を浴び続けることで分子結合が弱まり、表面が硬化して脆くなります。

さらに夏場の熱膨張と冬の収縮を繰り返すことで、細かなヒビが入ります。

雹(ひょう)や飛来物の衝撃

台風や強風時に飛んできた小石・枝・看板などが当たると、一瞬でヒビや割れが生じます。

特に西日本では夏のゲリラ豪雨で雹被害も増えています。

誤った施工・固定ミス

取り付け時にビスが締めすぎていると、膨張時に応力が集中して割れやすくなります。


また、波板の重ね幅が狭いと風でバタつき、ヒビが拡大するケースも。

経年による素材疲労

10年以上経過したポリカは分子構造自体が劣化し、少しの衝撃でも「パキッ」と割れてしまう状態になります。


DIYで修復できるケースと方法

波板張替えビフォーアフター

DIYで直せる範囲

  • ヒビが3〜5cm程度まで

  • 雨漏りが軽微な場合

  • 割れが端部・固定部以外にある

DIY修復の手順

  1. 汚れを落とす:中性洗剤と柔らかい布で清掃

  2. ヒビの周囲を乾かす:水分が残ると接着不良の原因に

  3. 補修材を貼る/塗る
     ・ポリカ専用補修テープ
     ・透明コーキング(シリコン系はNG、変成シリコンが◎)

  4. 固定部を点検:ビスの浮き・緩みがあれば締め直す

注意点

 屋根の上に乗ると割れる危険があるため、脚立や足場を使って安全に作業しましょう。
高所での補修は無理をせず、プロに依頼するのが賢明です。


【施工事例】ひび割れたポリカ屋根の張り替え事例

ベランダ屋根の張り替え事例
  • 総額(税込):124,000円

  • 基本情報

    ベランダ屋根張替工事一式
    105,000円
    既存屋根解体・撤去
    15,000円
    ポリカーボネート取付施工(材工共・5枚)
    75,000円
    現場加工
    10,000円
    廃材処分費
    5,000円
    諸経費・消費税・割引適用後
    総額(税込):124,000円

    担当者から一言

    松本和也

    今回の工事では、経年劣化によるひび割れを根本から解消するため、耐久性の高いポリカーボネートパネルへ交換しました。


    透明度が高く、光をやわらかく取り入れる仕上がりになり、お客様にも大変ご満足いただけました。


    ベランダ屋根は普段見えにくい場所ですが、劣化が進む前の早めの点検・交換がおすすめです。



    プロに依頼すべきケースと修理内容

    屋根調査

    プロの修理が必要な状態

    • ヒビが複数箇所にある

    • 割れが屋根の端から広がっている

    • 雨漏りやたわみが見られる

    • 屋根パネルの変形・色あせが顕著

    主な修理方法

    コーキング・補修テープ処理 5,000〜15,000円 5,000〜15,000円
    ポリカ波板1枚交換 10,000〜25,000円 1〜2枚の部分交換
    屋根全面張替え 50,000〜150,000円 経年劣化が進行した場合に最適
    軽量ガルバリウム鋼板へ変更 100,000〜200,000円 強度・耐久性を大幅に向上
    ※価格は一般的な30㎡前後の屋根を想定した目安です。地域や業者により変動します。


    プロに依頼するメリット

    ハシゴでベランダ屋根修理作業

    安全性が高い

    高所作業や鋭利な材料の扱いに熟練しており、落下やケガを防げます。

    仕上がりが美しい

    接合部のコーキングや波板の重ね処理が均一で、見た目も長持ち。

    再発防止策を提案してくれる

    日射・雨仕舞・勾配の改善など、根本原因を特定して再発防止。

    火災保険の申請サポート

    台風・雹など自然災害が原因なら、火災保険で修理費をまかなえるケースも。


    放置するとどうなる?ひび割れの放置リスク

    ポリカ波板

    雨漏りで下地が腐食し、屋根全体の交換が必要になる

    小さなひびでも放置すると、雨水が侵入して下地材が腐食。結果的に屋根全体の張替えが必要になるケースもあります。

    風で割れが拡大し、飛散事故につながる危険性

    強風時にヒビ部分から割れが広がり、屋根材が飛散して近隣トラブルやケガの原因になることがあります。

    カビ・湿気でベランダ床や壁まで劣化することも

    割れた隙間から入り込んだ水分が内部に溜まり、カビやシミが発生。ベランダ床や外壁の劣化につながります。


    よくある質問(FAQ)

    Q1. ポリカーボネート屋根のひび割れは放置しても大丈夫ですか?

    A. 放置すると雨漏りや下地の腐食が進み、最終的に全面張替えが必要になることがあります。早めの補修が安心です。

    Q2. DIYで修理しても問題ありませんか?

    A. 小さなヒビなら可能ですが、高所作業や複数箇所の割れは危険です。無理をせず専門業者に依頼しましょう。

    Q3. 補修テープはどのタイプを使えばいいですか?

    A. ポリカーボネート専用の透明補修テープや、屋外用の変成シリコンタイプがおすすめです。

    Q4. 補修後、どれくらいの期間持ちますか?

    A. 一時的な補修であれば半年〜1年が目安です。再発防止のためには部分交換が理想です。

    Q5. 雹(ひょう)や台風で割れた場合は保険が使えますか?

    A. はい。自然災害による破損は多くの場合、火災保険の風災・雪災補償で修理可能です。

    Q6. ポリカーボネート屋根の寿命はどのくらいですか?

    A. 高耐候タイプで約10〜15年が目安です。定期的な洗浄と点検でさらに延命できます。

    Q7. 屋根材を交換する際、ガルバリウム鋼板など他素材に変更できますか?

    A. 可能です。より耐久性を高めたい場合、軽量ガルバリウム鋼板へのリフォームもおすすめです。

    Q8. ベランダやカーポートの一部だけ交換できますか?

    A. はい。破損部分のみの部分交換も可能です。1枚あたり1〜2万円が目安です。

    Q9. 修理を依頼してからどれくらいで完了しますか?

    A. 軽度な補修なら半日、張替え工事でも通常1〜2日で完了します。

    Q10. 吹田市や北摂エリアでも対応してもらえますか?

    A. はい。【ベランダ屋根救援隊】では吹田市を中心に、北摂全域で迅速に対応しています。無料点検もお気軽にご利用ください。


    専門家コメント|株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

    杉本匡志
    ポリカーボネート屋根のひび割れは、見た目以上に危険なサインです。

    特に台風後や急な気温変化の時期は劣化が一気に進みます。

    「まだ小さいから大丈夫」と思わず、早めの点検・補修が安心です。

    ☆当社では堺市・北摂エリアを中心に、無料点検と火災保険サポートも行っています。お気軽にご相談ください!


    吹田市でベランダ屋根の修理ならベランダ屋根救援隊へ!

    松本和也
    吹田市でベランダ屋根のひび割れや破損、雨漏りにお困りなら【ベランダ屋根救援隊】へ!

    ポリカーボネート屋根の補修・張替えを中心に、経年劣化や台風被害にも迅速対応いたします。

    無料点検・お見積りで現状を丁寧に確認し、最適な修理方法をご提案。

    地域密着で信頼と実績のある施工をお届けします(*^-^*)