ベランダからパキパキ音がする原因と今すぐできる対処法

「夜になるとベランダからパキパキ音がする」

「風が吹くたびにカチカチと音が鳴る」


そんな異音に悩まされた経験はありませんか?


今回は、ベランダから生じるパキパキ音の正体と危険なケースとそうでないケースの見分け方、


自分でできる点検・対処方法、プロに相談すべきタイミングを解説します!


ベランダのパキパキ音の主な原因とは?

黄ばんだベランダ屋根

原因1|温度変化による建材の伸縮

パキパキ音の最大の原因は「温度変化」によるものです。


日中の熱や夜間の冷え込みで、金属・プラスチック・モルタルなどの建材が伸び縮みします。このとき、微細なひずみや摩擦が生じ「パキッ」「ミシッ」といった音が鳴ります。


とくに以下のような場所で発生しやすいです。


  • ●手すりの金属部分

  • ●アルミ製の笠木(かさぎ)

  • ●塩ビ製の排水管

  • ●窓サッシの周囲

  • ●ベランダ床材の下地部分


築年数の経った住宅では、この伸縮による音が激しくなる傾向があります。


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原因2|床下の下地材・防水層の劣化

ベランダの床下には、防水層やモルタル下地、時には木材や断熱材が使用されていることがあります。

これらが劣化・乾燥・反り返りなどを起こすと、素材が擦れ合って音が発生することがあります。


とくに注意すべき音の特徴は、


  • ●同じ場所から毎回聞こえる

  • ●軋むような継続音

  • ●雨上がりや結露後に発生


これは、防水層のひび割れ下地の浮きが原因となっている場合があり、雨漏りの前兆として見逃せません。

原因3|手すりや外壁のビスの緩み・サビ

ベランダ手すりの固定ビスや外壁の金属部分が劣化していると、風や地震の微振動でパキパキと音が鳴ることがあります。


とくに以下の兆候がある場合は注意。


  • ●手すりに触るとグラつく

  • ●ビスや金具にサビが出ている

  • ●外壁にクラック(ひび)がある


これは単なる音の問題だけでなく、安全性の問題にも発展する可能性があるため、早めの点検が必要です。


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原因4|経年劣化による接着剤・シーリング材の硬化

ベランダの各部位には、コーキング(シーリング)材や接着剤が使われています。


これらの材料は紫外線や雨風の影響で数年かけて硬化・収縮し、はがれたり割れたりする際にパキパキ音を出すことがあるのです。


ベランダの隅や接合部から聞こえる音には、この可能性も考えましょう。


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危険度チェック|放置していいパキパキ音と危険な音の違い

池田市 ベランダ屋根・調査します

放置しても比較的安心なケース

  • ●昼夜の寒暖差が激しい日にだけ音が鳴る

  • ●手すりや床面の目立つ劣化が見られない

  • ●音が数秒~数分で収まる


このような場合は、温度による自然な伸縮音と考えられます。気になる場合でも、すぐに大きな修理が必要なわけではありません。

注意・点検が必要なケース

  • ●雨の後や湿気が高い日に音が鳴る

  • ●同じ場所から頻繁に音がする

  • ●床面がブカブカ・浮いているように感じる

  • ●コンクリートやモルタルが割れている

  • ●音と同時に雨染みやカビが出てきた


このような症状は、防水層の不良・構造劣化・雨漏りの前兆など、構造上のリスクを孕んでいる可能性があるため、早急に点検をおすすめします。


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ベランダのパキパキ音を自分で点検・対処する方法

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自分でできる簡易チェックポイント

  • ●手すりを揺らして音が鳴るか確認

  • 床を歩いて沈みや浮きがないか確認

  • 笠木や排水口のまわりの状態を目視確認

  • 床面を手でこすって音の原因箇所を探る


※音がする時間帯に、録音や動画で記録しておくのも有効です。

自分でできる応急処置・対策

  • ●ビスの締め直し(ただし構造部は不可)

  • 笠木のガタつきにテープ補強(仮止め程度)

  • 床下にマットを敷いて音の緩和

  • 劣化したコーキング部分の補修


ただし、あくまで一時的な対応にとどめましょう。根本解決には専門業者による点検が必要です。


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ベランダのパキパキ音、業者に相談すべきタイミングとは?

ポリカパネルの固定
すぐに点検を依頼した方がいいケースは以下の通りです。

  • ●異音とともに水漏れや雨染みがある

  • ●ベランダ下の天井にカビやシミが出た

  • ●手すりや壁にぐらつき・浮きがある

  • ●異音が日々大きくなってきている

  • ●築15年以上で一度も防水点検をしていない


このような症状がある場合、ベランダ全体の劣化が進行している可能性があります。


雨漏りや腐食が進むと、補修費用が数十万円~百万円単位になることも。
早期点検は結果的にコスト削減につながります。




まとめ|ベランダのパキパキ音は「住宅からのサイン」

ベランダから聞こえるパキパキ音は、住宅が私たちに発している異変のサインです。


「そのうち止むだろう」「気のせいかも」と放置していると、見えない場所で劣化が進み、大きな修繕につながることも


気になる音がある場合は、まずは自分で簡易点検を。

そして少しでも不安があるなら、専門業者に点検だけでも依頼しましょう!

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