摂津市で人気の波板修理!3階ベランダ屋根の交換をレポート

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波板張替えビフォー

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波板屋根交換アフター

●使用材料:ポリカボネート波板(ブロンズマット)


●工事費用:5万円(税込み)

●施工期間:半日

摂津市にて3階ベランダ屋根の波板屋根を交換しました

摂津市のお客様邸で、ベランダの波板屋根張替え工事を行いましたので現場の様子をご紹介します(*^^*)

『ベランダ屋根パネルを撤去して新しく張り替えてほしい』とのお問い合わせでした。

事前に現場点検をさせていただき、3階ベランダの場合は足場が必要なこともありますが、今回ははしごをかけての作業で、5万円(税込)で全交換をおこなう工事をおこなう運びとなりました!

現状の屋根はFRP波板でした

FRP波板屋根
こちらのベランダの元々の屋根パネルは、FRP波板という素材でした。

FRP波板とは、樹脂にガラス繊維を混ぜて固めたもので、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)といわれています。

FRP波板は、熱や紫外線に対して弱い性質を持っており、熱によって樹脂が柔らかくなったり、熱で膨らんだり縮んだりすることで、ひび割れや歪みが生じます。

紫外線によって樹脂の中の分子が壊れて、色が変わったり、褪せたりします。

樹脂の表面が傷んで、ガラス繊維が出てきて、水や空気によってさびたりもします。

このように熱や紫外線で劣化してしまうと、見た目が悪くなって目立ってきてしまうため、新しいものに取り替えたいとお問い合わせいただく事も多いです。

摂津市で波板屋根交換工事 ①現状の屋根パネルを撤去

波板屋根を撤去
波板屋根交換のため、まずは現状の屋根パネルを撤去します。

フックで固定されていたので、ねじってフックをはずしながら
屋根パネルを1枚ずつ撤去していきます。

波板交換の時には、事前点検時に必ずベランダ屋根の躯体をくまなく調査し、歪みや割れ・破損がないかを調べてから工事を行います。

摂津市で波板屋根交換工事 ②雨樋の清掃

雨樋のコケ
ベランダの波板屋根の下にある雨樋は、ゴミが詰まりやすいという欠点があります。

雨樋は雨水を適切に排水するために必要な設備ですが、波板屋根の形状が原因でゴミがたまりやすくなってしまうのです。

波板屋根は波打っているので、雨水が滑り落ちにくい箇所があります。

特に波の低いところは水が溜まりやすいので、そこに枯葉や埃などのゴミが入ってしまい詰まりの原因になります。

また、波板屋根の下にある雨樋は波板との間に隙間が少ないので、ゴミが詰まりやすくなってしまいます。

キレイになりました!

雨樋清掃完了
波板の下にある雨樋は、ゴミが詰まっていても気づきにくいところです。

雨樋にゴミがたまると、雨水がうまく流れずに溢れてしまったり、雨樋の変形・脱落・破損といった思わぬ不具合に繋がることが多いです。

「雨の日だけ雨水がちょっとあふれるくらい」と思って見過ごすと、雨水が外壁や屋根の中に入ってしまって、雨漏りを引き起こすこともあります。

ベランダの屋根や雨樋、排水口などは定期的にチェックして、自分で掃除できるところは掃除しておくといいですよ(^^)/

今回は波板をはずして、雨樋をきれいにしておきました!

摂津市で波板屋根交換工事 ③ポリカーボネートの設置

波板交換完了
今回のお住まいでは、ポリカーボネート樹脂という合成樹脂でできた波板を新しい屋根材として使いました。

ポリカーボネート波板は、ベランダの屋根にぴったりな素材で、近年ほとんどの方が選ばれている人気の高耐久屋根材です(^^)

耐衝撃性:
合成樹脂の中で最も耐衝撃性が高いポリカーボネート波板は、落雷や落下物などの衝撃にも負けず、割れにくいです。

耐候性:長く使える耐候性があります。紫外線にも強く、-40℃~125℃の温度にも耐えられます。さらに、準難燃性の証明も受けています。

透明性:光を通す透明性が高く、明るい空間を作ることができます。また、エンボス加工で光を遮ることもできます。

加工性:金属の波板よりも加工しやすいです。軽いので、ノコギリやカッターで切ることができます。曲げたり、穴をあけたりするのも簡単です。

重ねるときは2.5山ずつ重ねて、6山ごとにポリカフックで止めました!

摂津市で波板屋根交換工事が完了しました

波板張替え完了
今回お客様が選ばれたブロンズマットは、内側に凹凸があって、透明度が低い商品です。

光は入れたいけど外からは見えにくい屋根がお好みなら、ブロンズマットがおすすめですよ(^^)/

波板屋根は、色々な素材や色がありますので、波板の取り替えに関して何か気になることや分からないことがあれば、どうぞ遠慮なくお問い合わせくださいね(^^)